git rebaseを理解する

なぜrebaseはわかりにくいのか、いつ使うのか

発表者: ムツミックス

日付: 2025-08-20

今日のアジェンダ

  1. rebaseがわかりにくい理由
  2. rebaseが必要になる場面
  3. rebaseの便利なポイント
  4. 基本的な使い方
  5. まとめ

なぜrebaseはわかりにくいのか

rebaseがわかりにくい3つの理由

1. コミット履歴を書き換える

  • 通常のgit操作は「追加」が基本
  • rebaseは「変更」するため直感的でない

2. mergeとの違いが曖昧

  • どちらもブランチを統合する機能
  • 使い分けの基準が不明確

3. エラー時の対処が難しい

  • コンフリクト解決の手順が複雑
  • 元に戻す方法がわからない

rebaseが必要になる場面

rebaseを使うべき3つの場面

1. フィーチャーブランチの整理

feature -> main への統合前

2. コミット履歴をきれいに保つ

直線的な履歴にしたい場合

3. 作業中のコミットを修正

interactive rebase でまとめる

rebaseの便利なポイント

rebaseの3つのメリット

1. 履歴が直線的になる

  • マージコミットが作られない
  • 時系列で見やすい履歴

2. コミットを自由に編集

  • メッセージの修正
  • コミットの分割・統合

3. チームでの協働が円滑

  • 他の人の変更を取り込みやすい
  • プルリクエストが見やすくなる

基本的なrebaseコマンド

通常のrebase

git rebase main

インタラクティブrebase

git rebase -i HEAD~3

コンフリクト時の対処

git rebase --continue
git rebase --abort

まとめ

rebaseを理解するために

段階的に学習しよう

  1. まず通常のrebaseから
  2. interactive rebaseに挑戦
  3. チーム開発で活用

安全な練習環境で

  • テスト用のリポジトリを作成
  • git rebase --abort で安全に中断

mergeとの使い分け

  • 履歴をきれいに:rebase
  • 統合の事実を残す:merge

導入:自己紹介とテーマの説明 - git rebaseは多くの開発者が混乱する機能 - 今日はその理由と活用法を解説 - 時間配分: 30秒

アジェンダの紹介 - 5つのポイントに絞って説明 - 実践的な内容を重視 - 時間配分: 30秒

rebaseの難しさを3つのポイントで説明 - 履歴の書き換えという概念の難しさ - mergeとの使い分けの問題 - エラー対応の複雑さ - 時間配分: 1分

rebaseが活躍する具体的な場面 - フィーチャーブランチの統合 - 履歴の美しさを保つ目的 - コミットの整理・修正 - 時間配分: 1分

rebaseの具体的なメリット - 履歴の見やすさ - コミットの柔軟な編集 - チーム開発での利点 - 時間配分: 1分

よく使うrebaseコマンドの紹介 - 基本的なrebase - interactive rebase - エラー時の対処法 - 時間配分: 1分

まとめとアクションアイテム - 段階的な学習の重要性 - 安全な練習方法 - mergeとの使い分けの基準 - 時間配分: 1分